季節野菜のプリン大人気

看板「じゃが」通年定番に~京極町『Cafemocha』

【後志広域】羊蹄山のおいしい水と、旬の地元産農作物などで作る後志管内京極町の「Cafemocha(カフェモカ)」のバラエティー豊かなプリンが人気だ。この春からは、冬季限定だった看板商品「じゃがいもプリン」の通年での製造販売がスタートした。

 カフェモカは北海道遺産「京極のふきだし湧水」で知られる同町のふきだし公園内で、自家焙煎(バイセン)コーヒーなどを提供するカフェを経営する。2020年5月には羊蹄山が望める同町市街地に製造所を兼ねたプリンの直売店「カフェモカファクトリー」を開設した。

 管理部門は駒谷妙社長(44)、製造部門は夫の陽助さん(46)がそれぞれ担当。「名水」とコーヒーのこくを生かした独自のカラメルソースをベースに地元の牛乳やチーズ、鶏卵などを使った個性的なプリンを次々に商品化している。

 中でも人気なのが同町の農家から仕入れたジャガイモや黒豆、ニンジン、アスパラガス、スイートコーン、カボチャなど9種類の野菜を使った「季節のプリン」シリーズだ。

 9種類とも旬の時期の2、3カ月ごとに製造して売れ行きも順調だが、各作物の収穫時期が限定されていることから「1年を通した製造販売は難しい」(駒谷社長)という。

 一方試作の結果、ジャガイモに関しては長期保存しても品質が落ちないことを確認。今年4月から通年で「じゃがいもプリン」を製造販売している。また、同町のふるさと納税の返礼品になっている同社の「京極プリン詰め合わせセット」でも活用する。

 じゃがいもプリンの価格は1個(76㌘入り)453円。製造担当の陽助さんは「京極の水と美味しい野菜を生かした、コーヒー屋の作るプリンを楽しんでほしい」とPRする。